ハムログによるKENWOOD機の制御


Turbo Hamlog Win にてKENWOOD機もRig制御が出来るようになりました。  
2000.08.18 よりの THW442テスト版5 以降
 THW442テスト版6ではモードの設定が出来るようになりました。
 THW442テスト版7ではVFOのAとBの切り替えが出来るようになりました。


Rig制御する為のハムログの設定方法


0.メニューの「オプション」「環境設定」「設定1」を表示させて
  使用したい「入力ウインドウ」に「レ」マークをつけます。
  最大で[LOG-A] から [LOG-F] 迄の6つのウインドウが開けます。 




1.同じ「環境設定」の「設定4」を表示させて
  「リグのモード取得」の「CW,AM,SSB,TTY,FM」に「レ」マークをつけます。
  ここに「レ」マークをつけないとモードの設定は出来ますが、取得が出来ません。  




2.同じ「環境設定」の「設定5」を表示させて
  「KENWOOD-1」のリグの情報取得をクリックして「レ」マークをつけます。
  シリアルポートをセレクトします。(私の場合は COM−1)
  ボーレートをセレクトします。  (私の場合は 4800 )これが標準 
  ストップビットをセレクトします。(私の場合は 2    )これが標準






3.同じ「環境設定」の「キー割り当て」に切り替えます。
  左側の一番下にある「Rigの周波数設定」をクリックします。
  左上の「なし」と表示されている欄をクリックします。
  自分がRigに周波数を設定したい時に押すキーを決めて
  そのキーを押します。(私の場合には「F10」とした。)
  押したキーが表示されたら、「OK」を押してから「保存」を押します。

  この時に「指定するキー」についてはハムログの「HELP」を
  良く読んで適切なキーを指定して下さい。



4.「Enter」キーを押して[ LOG-A ] の「入力ウインドウ」を表示させます。
  マウスの右クリックで「編集と環境設定」「入力環境設定」をセレクトし
  「入力環境設定 [ LOG-A ]」を表示させます。  






5.「入力環境設定 [ LOG-A ]」にて「 KENWOOD-1 」をクリックします。
  「同一内容で保存」をクリックすれば、「設定1」にて指定した
  「入力ウインドウ」が全て同一設定になります。(ハムログ再起動後に有効)  
  ICOM機とKENWOOD機等を混合で使用する時とか、場合によっては
  各「入力ウインドウ」毎に別設定とする時は「保存」をクリックして下さい。





6.これで設定は終了ですので、一旦ハムログを終了して下さい。
  再起動すると「Rig制御」も他の設定も有効になります。
  
  「Rig制御」する為にはKENWOOD用のI/Fが必要です。
  PC側はRS−232Cを使用します。Rig側はACC−1です。
  (PCもRigも各々のマニュアルで確認して下さい。) 
  PC、Rigの電源を入れる前にI/Fを接続して置いて下さい。
  PCを起動して、ハムログを起動します。Rigの電源も入れて下さい。
  ハムログが起動したら、「Enterキー」を押して「入力ウインドウ」を出します。
  「Freq」欄にRigのダイアル周波数が表示されたでしょうか?
  もし表示と違うようでしたら「入力ウインドウ」の「Clear」を押して下さい。
  Rigの周波数とモードがハムログ側に取り込まれたと思います。
  ダイアルを回せばその周波数にログ側が変わります。バンド変更でもOKです。
  Rig側でモードを変更すればログ側の「Mode」が変わります。	

  「NextLog」を押して [ LOG-B ] を表示させて見ましょう。 
  ダイアルを回して [ LOG-A ] とは別の周波数にして見ましょう。  
  
  例として [ LOG-A ] =21.295.24   [ LOG-B ] = 21.180.68 とします。

  いまは [ LOG-B ] ですからRigもハムログも [ LOG-B ] の 21.180 です。
  [ LOG-A ] に切り替えて下さい。 ダイアルを回さなければRigの周波数は
   [ LOG-B ] の 21.180.68 のままです。ハムログ側のFreqは 21.295 です。
  ここで「周波数の設定」で指定したキーを押します。私の場合は「F10」です。
  Rigは 21.295.24 に変わり、ハムログ側から周波数設定が出来ました。

  ハムログ側のFreq表示は21.295迄ですが記憶は 21.295.24 迄です。 
  
  ハムログ側で 21.295 を 21.264 に直してF10を押せばRigは 21.264 になります。

  Rig側に表示されている周波数、モードを取得します。
  ハムログ側からの周波数設定は、Rig側の状態のままにセットされます。
  VFO-A から取得した周波数であっても、ハムログ側から周波数設定する時に
  Rig側が VFO-B になっていれば VFO-B に周波数設定されます。